北向観音だけでは片詣り、善光寺も一緒にお詣りしよう

北向観音と善光寺の両方をお詣りする理由

北向観音の境内にある立て札には、「本尊は千手千眼観世音菩薩で北斗星が暗夜の指針となるように、この北向きの、み仏は衆生を現世利益に導く霊験があり、南向きの善光寺と相対し古来両尊を参詣しなければ片詣りになるといわれている。」とあります。

善光寺は極楽浄土という来世へのご利益があり、北向観音は現世へのご利益がある、そして善光寺は南を向いており北向観音は北を向いて向き合っているのであるから片方だけでは片詣りといわれ、両方お詣りすることが必要になるといわれています。詳しくは北向観音とは?で紹介しています。

北向観音と善光寺

善光寺は国宝であり、規模も大きいことから、参拝者も北向観音よりは圧倒的に多いと言えます。ですので、「善光寺にお詣りしたけれど片詣りのことを知って北向観音へもお詣りしたいと考えている人」とその逆のケース(北向観音が先で残りが善光寺)はどちらが多いといわれれば、おそらく「善光寺→北向観音」だと思います。

それはともかく、北向観音と善光寺の両方をお詣りした方が良いということならば、それを実現しましょうというのがここで言いたいことです。

北向観音と善光寺を1日で両方参拝する方法

北向観音と善光寺、1日で両方参拝できるのか?と聞かれれば答えはイエスです。十分可能です。

もちろん、本来は別所温泉で一泊、善光寺界隈で一泊できれば他の観光もできますので存分に長野エリアを満喫できるのですが、なかなか二泊の都合をつけるのは簡単ではありません。それでも一泊でもできればそれはそれで余裕に両方ともお詣りできるのですが、日帰りで!という人もいるでしょう。

ですので、ここでは日帰り前提でどのように回るのが一番効率が良いのかをご紹介します。

1.電車の場合

どちらを先に参拝しようが掛かる時間は同じですので、参拝以外の目的が何にあるのかによって順序が決まるということになります。

善光寺と北向観音、順序はどうする?

参拝以外の目的というのを具体的に説明しておきます。
例えば、善光寺と北向観音の参拝の他に「別所温泉の外湯温泉でくつろぎたい」ということであれば、Bの順序が良いのではないでしょうか。先に善光寺へお詣りしてしまえば、後は時間を別所温泉で自由に使うことができます。帰りの電車の時間は気にする必要はあるでしょうが、温泉にはゆっくりと浸かることができます。

善光寺界隈は善光寺そばをはじめ、食事する場所も多くあります。もちろん、長野駅前にも飲食店はたくさんありますので、午前中に善光寺を参拝し、昼食を長野駅周辺で食べてから別所へ向かうという流れになります。別所温泉付近は夕食を食べるお店はあまり多くありませんので、上田駅周辺で食事をするのがおすすめです。

長野駅からの門前町をゆっくり散策しながら善光寺参拝を行いたいということであれば、Aの順序が良いでしょう。午前中に北向観音を参拝し、別所温泉か上田駅周辺の飲食店で昼食を食べる。その後、長野駅へ向かい、善光寺を堪能するという流れです。

どちらにするか迷ったら、「A.北向観音→善光寺」をおすすめします。理由は、北向観音に比べて善光寺のほうが規模が大きく参拝に時間が掛かること、そして長野駅に出ておけば電車のアクセスが良いからです。祈祷や護摩を行わない普通の参拝であれば、北向観音は30分もあれば十分です。参道を通ってお土産を見ても、1時間、別所温泉駅から徒歩で往復しても2時間、昼食を食べても最長で3時間でしょう。

ところが善光寺の場合には、境内が広く、見所がたくさんありますので参拝するのに時間がかかります。長野駅から善光寺まではバスで15分程度ですが、境内が広いのでバス停から善光寺本堂まで多めに時間を見ておいた方が良いです。また、長野駅は新幹線は上田駅よりも多く止まりますし、特急の発着点です。帰りの電車の融通がききやすいというのもポイントでしょう。

善光寺への行き方や参拝については有名なサイトである「国宝善光寺を100倍楽しむ方法‐信州長野善光寺参り」を参考にすると良いです。

2.車の場合

車は自由度が高いので、どちらが先でも構わないと思います。ちなみに、北向観音と善光寺間は高速道路を使って2時間程度です。一般道は18号線を使うことになりますが、こちらを使っても2時間30分ぐらいでしょう(込み具合によっても左右されます)。高速道路を使って車で善光寺へ行くアクセス方法を確認

おすすめは、北向観音→善光寺の順です。北向観音の有料駐車場は午後4時30分までしか受付していません。また、その時間帯になると参道のおみやげ物屋さんも閉まり始めます。ところが善光寺は駐車場も含め夜までそれなりに参拝客もいますし、善光寺参道のおみやげ物屋さんも夕方にはさすがに閉まってしまいますが、長野駅前にはたくさんのおみやげ物屋さんがあります。善光寺の駐車場はこちらです

夕食の場所もたくさんありますので、順序的には善光寺を後にしたほうがいろいろと融通がきくと思います。

善光寺付近でも温泉に入ることができます。宿泊もできますが、日帰り入浴で人気のあるのがうるおい館です。

善光寺本堂

上の写真は善光寺本堂です。国宝に指定されていて、正面からは良く分かりませんが奥行きが非常に長いです。
善光寺の本堂は「撞木造り」といわれるものですが、実は北向観音も同様に撞木造りなのです。

電車の場合でも、自動車の場合でも1日で北向観音と善光寺を参拝することは十分に可能です。是非、お休みの日に計画してみてはいかがでしょうか。1日で現世と来世のご利益を得られるなんて素晴らしいことです。

 

 

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